売り場でよく見かける「糖質ゼロ」や「糖類ゼロ」といった表記。
パッと見では同じように見えますが、実は大きな違いがあります。しっかり見分けをつけておかないと、糖質制限の努力が水の泡になりかねません。
では、「糖質ゼロ」と「糖類ゼロ」は何が違うのでしょうか。
「糖類」は「糖質」に含まれる
一言で書くと、『「糖類」は「糖質」に含まれる』ということです。糖類は砂糖や黒糖などの砂糖類、果物に含まれる果糖などのことで、これらは糖質の一部です。
糖質には砂糖類や果糖の他にも、ごはんやパン、麺類などに含まれるでんぷんなどがあります。
むしろ、私たちの食事において、ごはんやパンから摂取する糖質の方が、糖類よりも多いです。
つまり、「糖類ゼロ」より「糖質ゼロ」の方がより糖質制限食に近くなります。
うっかり、「糖類ゼロ」の商品を買って、計算よりも多く糖質を摂ってしまう、ということには注意が必要です。
「糖質」と「糖類」、見た目は似ていますが、中味は大きく違います。しっかりと見分けをつけて、糖質制限をやっていきましょう。