ダイエットの王道として、「運動などで筋肉を付けて、基礎代謝を上げ、痩せやすくする」というものがあります。
一方で「筋肉は脂肪に変わりやすい」というダイエットにまつわる都市伝説があり、なかなか運動を始められない人もいます。
果たして本当に「筋肉は脂肪に変わりやすい」のでしょうか。
「筋肉は脂肪に変わりやすい」というのはウソ
「筋肉は脂肪に変わりやすい」というのは、まったくの誤解です。
なぜ、このような誤解が生まれるのでしょうか。
運動や筋トレをすることにより、私たちの身体に筋肉が基礎代謝が高まり、痩せやすく太りにくい身体になっていきます。
それと合わせて筋肉や身体を作るための栄養を摂るため、食事量も増えます。
その後、運動や筋トレをやめてしまうと、筋力や基礎代謝は次第に落ちていきます。
これだけなら筋肉や基礎代謝が落ちていくだけなのですが、食事量は運動をしていた時期から変わらず、同じ量を食べるという人が多いのです。
運動をやめても同じ量を食べ続けていると、運動などで使われるはずのエネルギーが体内に残り、脂肪として蓄えられ太っていきます。
筋力が落ち、脂肪が増えたことで、「筋肉が脂肪に変わった」ように思ってしまうのです。
これを防ぐには、筋力や基礎代謝を維持するために週1、2度の運動やトレーニングを行うと良いです。筋力は週1、2回のトレーニングでも維持できます。
また、運動量に合わせて、食事の量をコントロールすることも重要です。
運動で使うエネルギーも、脂肪・脂質を燃焼させて使う方が効率よく身体をうごかせます。運動するからと言って積極的に糖質を摂る必要はありません。
せっかくつけた筋肉を脂肪に変えないために、運動や筋トレと糖質制限を含めた食事をうまく組み合わせていきましょう。