本当に怖い糖尿病の三大合併症とは

糖尿病はすい臓から出されるインスリンの量が少なくなったり、働きが悪くなることで、血液中の糖の濃度が高い状態が続く病気です。

ただ、糖尿病だけではあまり目立った症状は現れません。それよりも怖いのは「合併症」です。糖尿病は放置しておくことで、取り返しの付かない重度の病気につながりやすい病気なのです。

では、どのような合併症になってしまうのか。

糖尿病で怖い三大合併症

糖尿病による合併症として、神経障害・網膜症・腎症の「三大合併症」があります。

神経障害は高血糖により神経細胞がダメージを受けたり、血管障害によって神経細胞に栄養が十分に行き渡らなくなることによって起こります。

手足の感覚が麻痺したり、痛みや熱さ・寒さを感じなくなってしまい、最悪の場合、皮膚の最近感染などで手足の組織が壊疽を起こし、切断しなければならなくなってしまいます。

 
網膜症は目の血管に障害が起こって破裂し、目が見えなくなってしまうものです。年間約3000人もの方が網膜症によって失明しているとのことです。

 
腎症は腎臓にある血管が障害を起こしてなってしまう病気です。腎臓の機能がなくなってしまい、人工透析が必要となってしまいます。また、人工透析を始めると5年後生存率が60%になってしまうとも言われている非常に恐ろしい合併症です。

これらの合併症はすぐに発症するものではなく、糖尿病になって3~5年かけて徐々に発症していきます。糖尿病になっても身体に悪い症状がでないからといってほおっておくと、取り返しのつかないことになるのです。

 
その他にも糖尿病の高血糖によって起こされる血管障害により、脳梗塞や心筋梗塞のリスクも健康な人に比べて高くなります。

さらに、日本人の3人に1人がなるというガン。がん細胞が増殖する際に糖質を使われることから、ガンになる割合も健康な人に比べて20%以上高いという厚生労働省の調査結果があります。 

最近では、アルツハイマーとの関連性も指摘されており、糖尿病や糖質の摂り過ぎにより、アルツハイマーを発症するリスクが高まるとされています。

 
このように私たちの生活に多大なる影響を及ぼす危険性が高いのが糖尿病です。すでに糖尿病の方は直ちに改善に取り組み、糖尿病予備軍や血糖値が高い状態の方も今のうちに食生活や運動を見直し、糖尿病を防ぎましょう。