糖質制限ダイエットでは、ごはんやパン、麺類、穀類など、糖質の多い食べ物を控える食生活になります。
では、その代わりに何を食べれば良いのか。糖質制限を始めたばかりの人は思いつかない方も多いと思います。
そこで今回は、糖質の少ない食べ物の簡単な覚え方をご紹介します。
糖質の少ない食べ物は「ばあさまたちにとおなし」と覚える
糖質の少ない食べ物の覚え方が、テレビ番組で紹介されていました。
- ば:バター
- あ:アボカド
- さ:魚
- ま:マヨネーズ
- た:卵
- ち:チーズ
- に:肉
- と:豆腐
- お:オリーブオイル
- な:納豆
- し:焼酎
これらの食品の頭文字を取って、「ばあさまたちにとおなし」となっています。糖尿病の方が多いご年配の方々には「糖なし」の食事、ということでとても覚えやすくなっています。
若い人の糖質制限ダイエットにおいても「ばあさまたちに(作る食事)と同じ」ということですね。
肉・魚、乳製品、豆類、焼酎(蒸留酒)、これに糖質が多い根菜をのぞいた野菜を加えれば、糖質制限食の主食となる食品がほぼ網羅できることになります。
糖質制限食において、豆腐はお米やパンに代わる食品として主食になる食品です。また、肉や魚はほとんど制限がありません。
アボカドは果物類であり糖質が多そうなイメージですが、アボカドに含まれる糖質は100gあたり0.9g。バターのような濃厚な口当たりで、脂質が18.7gある食べ物です。
これらの食品を使ったおかずレシピとして「アボカドのツナチーズ」や「ネギたっぷり納豆オムレツ」などがあります。
注意したいのは調味料。砂糖をはじめ、みそや醤油、ソース、めんつゆなどは糖質が多く含まれています。食品に比べて使用する量は少ないですがちりも積もれば山となり、全体の糖質量が多くなります。
香味野菜などを活用し、調味料を少なめにして、素材の味を引き出す味付けを身につけると、さらにバランス良く効果的な食事になります。
スーパーで食品を買う時には、この「ばあさまたちにとおなし」の魔法を思い出して献立を考え、楽しく糖質制限食ライフにしましょう。