花粉症の対策に糖質制限が効く3つの要因 糖質制限食で花粉症の薬にさよならしよう

今年も花粉症のシーズンがやってきたようです。ひどい花粉症の人はすでに感じているらしく、目のかゆみや鼻水などの症状が現れているようです。

花粉症の対策には薬を飲んだり、ヨーグルトを食べたり、中には鼻の粘膜を治療する人もいます。

多くの花粉症対策法がある中、「糖質制限によって花粉症が良くなった」という話も聞くようになってきました。

今回は糖質制限食が花粉症の対策に効く要因についてご紹介します。

花粉症になる原因をおさらい

私たちの身体は、体内に異物が入ってこないようなはたらきを持っています。身体に害を及ぼす異物が入ってこようとすると、抗体というものを作って、涙や鼻水、くしゃみなどで身体の外に出そうとします。このはたらきが過剰になるとアレルギー反応として現れます。

花粉は本来人体にとって悪い影響を与えないものなのですが、身体が花粉を異物として判定すると、花粉が入ってきた時に取り除こうとする抗体を作ります。

花粉が飛ぶ季節になり、花粉が身体の中に入ろうとすると抗体が働き、涙や鼻水、くしゃみなどで身体の外に出そうとします。これが花粉症の仕組みです。

花粉症が増えた要因

花粉症が増えた要因として、主に以下のようなことが言われています。

  • 杉の木が増え、スギ花粉の飛散量が増加した
  • 機密性の高い住宅が増え、家の中で花粉を吸い込む量が増えた
  • アスファルトで舗装された道路が増え、地面に落ちた花粉がさらに広まるようになった
  • 工場や自動車などによる公害が進み空気中の異物が増えた
  • 高タンパクの植字が多くなった
  • 長時間労働や睡眠不足など生活が不規則になった
  • ストレスを抱える人が増え、免疫力が低下した

一概に花粉の量が増えただけでなく、吸い込んでしまう要因の増加、そして、生活環境の変化による免疫力の低下など、複数の要因によって増えています。

糖質制限によって花粉症がよくなる3つの要因

糖質制限食の広まりにあわせ、「糖質制限を始めたら花粉症も良くなった」という人も現れています。

夏井睦医師が実施されたアンケートでは、花粉症があると回答した598名のうち、6割以上にあたる364名が花粉症がなくなったと回答しています。

今の所、糖質制限によって、花粉症が改善されるという医学的な根拠やデータはありません。ただ、糖質制限が花粉症の改善に役立った要因の1つとは考えられそうです。

 
糖質制限が花粉症の改善に効く要因として、1つは体質が改善された、ということがあります。

糖質制限によって、血糖値やコレステロール値、中性脂肪などの数値が改善され、体質が改善されたことで免疫力、自己治癒力も高まり、アレルギー反応が収まっているのではないか、というものです。

2つ目の要因は、糖質制限食によって、ビタミンBやビタミンDを多く含む野菜の摂取量が増え、アレルギーの働きが抑えられ、免疫力が高められているから、と考えられます。

3つめの要因は、糖質制限によって砂糖の摂取量が減ったことです。砂糖はアレルギーの働きを促進させると言われています。糖質制限によって砂糖を含む食べ物を食べる量が減ったことで、アレルギーの働きが弱まっているのではないか、ということです。

 
単に糖質を減らす、ご飯やパンなどの炭水化物を減らしたら花粉症が良くなったというよりは、正しい糖質制限を続けたことによって体質が変わり、アレルギー反応が抑えられるようになった、と考えるのがよさそうです。

いずれにせよ、糖質制限が花粉症の対策に効果がありそうですね。

 
花粉症の対策は、外出時にはゴーグルやマスクをつけ、花粉が付着しやすい面や毛の上着は避け、屋内に入る時は上着についた花粉を落としてから入ること。そして、手洗い・うがいをすること。

これに合わせて食事を糖質制限食に変えると、さらに花粉症を改善することができそうです。ぜひ、ものは試しに糖質制限に取り組んでみてください。