『最後のダイエット』ハーバードの若き研究者が教える糖質制限食を成功させる秘訣

最後のダイエット

「ハーバード式」と銘打ってあるので何だか難しい感じがしますが、内容はとてもシンプル。

著者の石川善樹さんは東京大学医学部を経て、アメリカ・ハーバード大学公衆衛生大学院を修了された医学博士。科学的なアプローチながら、わかりやすく成功するダイエット法を提唱されています。

ダイエットは「減量期」と「維持期」の2つで1つ

ダイエットは体重を減らす「減量期」と、減らした体重を維持する「維持期」で分けて行うと良いのこと。

減量期にはカロリーを今までよりも大きく減らし、維持期に入ったら減らした体重を維持するためのカロリーに抑えます。

減量期にたくさん減らすのは、最初の速度を高めるため。車の運転でも、エンジンをかけるときや、走り始めるときが一番エネルギーを使います。ダイエットも最初に大きく減らすことで勢いをつけることが成功につながります。

その後、体重が落ちたら、維持するために少しだけカロリーを増やします。一度走り始めた車は大きなエネルギーを使わなくても走り続けられるのと同じように、ダイエットもずっと少ないカロリーでなくても維持できるのと同じです。

私は糖質制限食で血糖値を改善させましたが、最初は3食ほぼ糖質抜きにする勢いで取り組みました。そのおかげで半年で改善させることができました。

意思の力は3割。残りは「習慣」

もう一つ、ダイエットを成功させる方法として「習慣づける」と言われています。

じつは、「習慣」が新しい物事を続けるのに影響する割合は、7割を超えるということがわかっています。「意志の力」はなんと3割にも満たないのです。

ダイエットに成功している人は、意識して「ダイエットするぞ」と取り組んでうまく生活の中に組み込み、習慣化させることで成功させています。

これはビジネスやスポーツの世界でも同じです。アメリカのメジャーリーグで活躍するイチロー選手でさえ、意思の力だけでは続けられません。結果を出すためのトレーニングを習慣化させることで、結果を出し続けています。

逆のことを言えば、食事をした後にすぐに横になってしまう習慣、仕事帰りについコンビニに立ち寄ってしまう習慣、お菓子の袋を開けると食べきらないと気が済まない習慣など、良くないと思っている習慣が身についてしまっているのです。

いかにして、ダイエットを成功させるための新しい習慣を身につけるか。その方法は「少しずつ始める」のが良いとのこと。

大きな変化を小さな行動に分解して、少しずつ実行することで、古い脳をうまくだますことができるのです。

糖質制限食も同じで、いきなり3食糖質抜きにするのは大変です。まずは、昼食のご飯を少なめにしたり、お米の代わりに野菜やおかずで満腹にする、ということから始めると成功しやすいです。

私もご飯やパンの代わりに野菜と豆腐でお腹を満たすことで、糖質制限食を続け、血糖値を改善させることができています。

 
「減量期」と「維持期」に分ける。少しずつ始めて習慣づける。本の中では他にも多くの成功の秘訣が紹介されています。

ダイエットを成功させたい方も、糖質制限食をしたい方も、ぜひハーバード式を取り入れてみましょう。

 
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