肥満・糖尿病を減らすため砂糖の入ったジュースに20%課税 その効果は

『糖分が多いジュースに20%以上の税金をかければ糖尿病が減らせる』。このような報告がWHO(世界保健機関)から発表されました。

WHO=世界保健機関は11日、糖分が多い清涼飲料水に20%以上の課税をすれば、肥満や糖尿病を減らせるとする報告書を発表しました。

報告書の中で、研究グループは、糖分が多い清涼飲料水の過剰な摂取が肥満と糖尿病が増える要因の1つだとしたうえで、20%以上の課税をすれば、人々の摂取量を大きく減らせるとしています。

そのうえで、WHOは課税によって価格が上がれば、特に若者や低所得の人の摂取量を減らせるとしていて、「多くの人の苦しみを軽減でき、命を救うこともできる。医療費も削減できる」と指摘しています。

糖分が多い飲み物に税金をかけて高くすれば肥満が抑えられ、糖尿病の人が減るとのこと。なるほど、と思います。

今、缶ジュースは1缶130円ですので、20%高くなると160円程度になります。すでに160円の缶ジュースも販売されていますが、中身が高級志向のものだったり、エナジードリンクだったり、今の値段に見あったものになっています。

もし日本でも課税されることになったら、メーカーは売上が下がると困るので、あの手この手で課税されない商品を開発することでしょう。課税されないギリギリの量にしたり、砂糖以外の甘味料を使ったジュースが増えるでしょう。

一方でレッドブルやモンスターなど、200円以上のエナジードリンクも増えていくことでしょう。「元気回復」、「エネルギーチャージ」といった付加価値を付けて課税されてもなお高い利益を確保できる商品が増えていくことが考えられます。
砂糖入りジュースへの課税は良い案です。その際、健康を維持できる飲み物は減税することもあわせて行ってもらいたいです。

また、糖尿病のもとになる高血糖は、砂糖に加えて米やパン、麺類などを含めた糖質を過剰に摂取することで起こります。

非現実的ですが、砂糖入りジュースへの課税と合わせてごはんや菓子パン、麺類などへの課税ができればさらぬ効果は高まることでしょう。

もしくは野菜の安定供給と減税を行い、ごはんやパンの代わりに野菜を食べる量を増やせるようにすること。血糖値の上昇を緩やかにする低糖質商品や低GI商品を他の商品よりも安く買えるように支援するなどを行ってくれると良いです。
砂糖入りジュースに課税されても、飲みたい人は飲んでしまいます。最後は自分次第です。日本でも課税されて困る前に、飲み物や食生活を見直し、今のうちから改善させていきましょう。